ABS樹脂とPLA樹脂の違いはどのような点があるのでしょうか。
@CJK - 2016-01-12 18:53# 3Dプリンターを使う際、PLA樹脂とABS樹脂にはどのような違いがありますか?
原文: How is PLA different from ABS material? (opens new window) 翻訳: 2021年04月23日
# Question
この質問は範囲が広すぎると思う。 フィラメントの材質について質問するということは、すでに存在する膨大な数の多種のフィラメントについてをカバーする必要があるので、どんな回答をしたとしても不完全になってしまうのではないか。
@1337joe - 2016-01-12 19:45@1337joe 私はそうは思いません。 多くの種類のフィラメントが存在するのは事実ですが、ABS樹脂とPLA樹脂の特性と違いを一般的な3Dプリントを目的として質問する投稿があってもいいのではないでしょうか。
@Paul - 2016-01-12 19:57@Paul FDM方式のABS樹脂とPLA樹脂に限定するならば、いいだろう。もしそれ以外のフィラメントも対象に入れようとするのならば、この質問はクローズすることを勧める。
@Adam Davis - 2016-01-12 20:44@CJK FDM方式で最も人気のあるABS樹脂とPLA樹脂だけに回答を限定するように編集しました。 すべての種類のフィラメントの比較を含めると、この情報は本1冊分になってしまうので、そうでなければこの質問を閉じることに一票を投じたいと思います。同意できない場合は、元に戻してください。
@Adam Davis - 2016-01-12 20:46# 1 Answers
このサイト (opens new window)を要約しました。コメントの形で提案していただければ、それを取り入れるようにします。
概要
- ABS樹脂: PLAに比べ、強度、加工性、柔軟性、温度耐性に優れている。 強度、加工性、柔軟性、温度耐性に優れています。一般的にはヒートベッド上でプリントされる。ABS樹脂でのプリントは反りが一般的な問題となる。
- PLA樹脂: 幅広い種類のフィラメントが用意されており、より簡単に、場合によってはより速くプリントできる。強度はABSほどではなく、生分解性であることは利点でもあり欠点でもあると考えられる。
素材の特性
- ABS樹脂: 柔軟性のある強いプラスチック。色は自然なベージュ色。充填や研磨が可能。より高い温度。リサイクルしやすい。
- PLA樹脂: ABSほど強くないが、より剛性が高い。自然な透明感がある。充填や研磨が難しい。高温になると垂れ下がることがある。有機物を原料としているため、商業用コンポスト施設で分解される可能性がある。
パーツの精度
- ABS樹脂: 部品の反りが大きな問題となる。鋭利な角は丸くなることが多い。
- PLA樹脂: 熱量が少ないため、反りが発生しにくい。一般的な押出機の温度では液状になるため、より細かい部分の印刷が可能。
安全性と取り扱いについて
- ABS。ABSを印刷すると、プラスチックの焼けるような、溶けるような強い匂いがする。ABSの印刷時に発生する空気中の超微粒子について、健康上の問題が指摘されている(例 (opens new window))。ABSは水分を吸収し、水分がホットエンドに入るとポッピングを起こす。そのため連続してプリントするのに適さない。
- PLA:有機物であるため、印刷時の匂いがしない。水分はPLAにも吸収され、取り返しのつかないダメージを与える可能性がある。
ABS樹脂の場合、ヒートベッドは必須ですか?持っているプリンターはABS樹脂に対応していますが、ヒートベッドはありません(ただし、私はPLA樹脂しか使ったことがありません)。
@DA. - 2016-01-12 23:15ええ。必須に決まってます。
@Kevin Morse - 2016-01-13 00:40調べてみると、ヒートベッドなしでABSを印刷している人の報告がいくつかありました。一般的にはやはりヒートベッドを使うべきだと思いますが、回答を修正します。
@Kevin Morse - 2016-01-13 08:15PLA樹脂は約50°Cで、ABS樹脂は約100°Cで柔らかくなります。なので、日差しの強い日に太陽の下に置かれるようなものを印刷する場合、PLAは使えません。また、PLAは紫外線にも非常に弱いです。
@Leo Ervin - 2016-02-27 09:33
ABS樹脂とPLA樹脂に限定しているだけでは、しっかりとした回答をするには範囲が広すぎなのでは...?
@kaine - 2016-01-12 19:44